沖縄は飛行機代がかかるぶん、宿泊費をどう抑えるかが家族旅行の予算を左右します。そこで効いてくるのが「添い寝無料」の設定です。布団も食事も不要な年齢なら、添い寝を無料にしている宿を選ぶだけで子どもの料金がかからず、そのぶんを滞在日数やアクティビティに回せます。この記事では、ちび旅に掲載している沖縄(恩納村・北谷・読谷エリア)の宿の実データをもとに、添い寝無料の宿の選び方を整理します。

掲載93軒のうち39軒に添い寝無料の設定がある

ちび旅が掲載している沖縄の宿93軒のうち、添い寝の無料設定があるのは39軒です。特筆すべきは、そのうち21軒が6歳以上まで無料という点。本土の温泉地では「2歳まで」「3歳まで」が多いのに対し、沖縄はリゾートホテルやシティホテルが中心のため、上限年齢がかなり高く設定されています。

なかには12歳や18歳まで添い寝無料という宿もあり、小学生のきょうだいを連れていても子どもの宿泊料金がかからないケースがあります。エリア全体としてファミリー層に寛容な料金設定になっているのが沖縄の強みです。

伊計島温泉 AJリゾートアイランド伊計島 画像提供: 楽天トラベル / 添い寝が6歳まで無料の「伊計島温泉 AJリゾートアイランド伊計島」の例

上限年齢が高く、価格も抑えられる宿がある

伊計島温泉 AJリゾートアイランド伊計島」は添い寝が6歳まで無料で、最安4,100円〜/1泊・1名。ベビーベッドとベビーカーの貸出があり、キッズスペースも備えています。添い寝無料の39軒のうち、1名あたり1万円以下で泊まれるのは26軒と、本土の温泉地に比べて価格を抑えやすいのも特徴です。

ココガーデンリゾートオキナワ」(最安8,200円〜/1泊・1名)は添い寝2歳まで無料で、ベビーベッド、ベビーカー(A型・B型)、ベッドガードを貸し出しています。

ベビー用品の貸出は22軒と充実

添い寝無料の39軒のうち、ベビー用品の貸出があるのは22軒。半数以上という高い比率で、飛行機移動で荷物を減らしたい沖縄旅行では大きな意味を持ちます。

ヒルトン沖縄北谷リゾート」はベビーカー、ベビーベッド、ベッドガード、ベビーバスタブ、おむつ用ごみ箱、おねしょパット、踏み台、こども用便座を用意しています(最安17,713円〜/1泊・1名)。「ダブルツリーbyヒルトン沖縄北谷リゾート」(最安21,380円〜/1泊・1名)はさらに子ども用のパジャマやバスローブ、歯ブラシ、加湿空気清浄機まで揃います。ベビーバスタブやおむつ用ごみ箱まで借りられるなら、預け荷物をひとつ減らせる計算です。

沖縄プリンスホテル オーシャンビューぎのわん 画像提供: 楽天トラベル / ウェルカムベビー認定の「沖縄プリンスホテル オーシャンビューぎのわん」の例

ウェルカムベビー認定の宿は3軒

添い寝無料の39軒のうち、ウェルカムベビーのお宿に認定されているのは3軒です。認定は乳幼児連れの受け入れ体制について一定の基準を満たした宿に与えられるもので、迷ったときの判断材料になります。

沖縄プリンスホテル オーシャンビューぎのわん」は添い寝が12歳まで無料という設定に加え、ウェルカムベビー認定を受けており、お子様用便座・ステップ台・ベビーバス・ベビーベッド・館内用ベビーカー・哺乳瓶消毒器・ビーチ用砂遊びセットまで用意しています(最安11,472円〜/1泊・1名)。ビーチ用の砂遊びセットまで借りられるのは沖縄らしいポイントです。

キッズスペースがある宿は9軒

添い寝無料の39軒のうち、キッズスペースを備えるのは9軒です。沖縄は屋外で過ごす時間が長くなりがちですが、真夏は日中の暑さが厳しく、台風シーズンには外に出られない日もあります。館内に遊べる場所があるかどうかは、天候に左右されない保険として効いてきます。

伊計島温泉 AJリゾートアイランド伊計島」「ココガーデンリゾートオキナワ」「ヒルトン沖縄北谷リゾート」はいずれも添い寝無料とキッズスペースを併せ持つ宿です。

あわせて考えておきたいのが移動手段です。沖縄はレンタカー前提の行程になることが多く、チャイルドシートの手配が必要になります。予約時に月齢に合うシートがあるかを確認し、台数に限りがある場合は早めに押さえておきましょう。宿の駐車場が無料かどうかも、連泊すると差が出るポイントです。

和室と部屋食は期待しない方がよい

一方で、添い寝無料の39軒のうち和室があるのは5軒、部屋食に対応しているのは8軒と、どちらも少数です。沖縄はリゾートホテル中心で洋室・レストラン食が主流のため、本土の温泉地と同じ感覚で「和室で部屋食」を探すと候補がほとんど残りません。ベッドからの転落が心配な時期は、ベッドガードを貸してもらえる宿を選ぶ方が現実的です。

まとめ

沖縄で添い寝無料の宿を選ぶときは、「何歳まで無料か」を確認したうえで、「ベビー用品を借りられるか」「ウェルカムベビー認定か」「予算に収まるか」を見ていくとよいでしょう。39軒中21軒が6歳以上まで無料、22軒にベビー用品の貸出があり、26軒が1名1万円以下と、子連れには条件のよいエリアです。逆に和室5軒・部屋食8軒と少ない点は割り切って考えましょう。ちび旅の沖縄エリアページでは添い寝無料やベビー用品の条件で宿を絞り込めるので、あわせて活用してください。

なお、記事に記載している金額は1名あたりの最安料金の目安です。人数・部屋タイプ・宿泊日により変動します。最新の空室・料金は各宿の公式ページでご確認ください。