以前の記事で「宿で借りられるもの」を紹介しましたが、逆に「借りられないので自分で持っていくべきもの」を知っておくことも荷造りの失敗を防ぐには欠かせません。ちび旅の掲載宿1,598軒の貸出品目データを見ると、宿によって「めったに用意がない物」がはっきりしています。
抱っこ紐は1,598軒中たった1軒でしか借りられない
貸出品目が確認できた237軒の中で、抱っこ紐(スリング含む)を貸し出している宿はわずか1軒でした。ベビーベッドやベビーバスのようにその場で使う設備型のアイテムとは違い、抱っこ紐は移動中から使う持ち運び前提の道具のため、宿での貸出にはあまり向いていないと考えられます。抱っこ紐は基本的に自分で持っていくものと考えておいた方が安全です。
離乳食・ベビーフードもほぼ期待できない
離乳食を用意している宿は237軒中5軒、ベビーフード単体での用意は0軒でした。多くの宿では「離乳食の持込可(温め対応あり)」という形での対応にとどまり、離乳食そのものを宿が用意してくれるケースは稀です。旅行中の食事は、レトルトのベビーフードを持参し、電子レンジや調乳ポットが借りられる宿(貸出品目リストで確認可能)で温めてもらう、という組み合わせが現実的です。
常備薬は言うまでもなく持参必須
常備薬の貸出は0軒でした。当然ではありますが、解熱剤・アレルギー薬など普段使っているものは必ず持参しましょう。加えて、体温計は貸出品目に含まれる宿もわずかにありますが数は少なく、体調管理に関わるものは基本的に自分で用意しておくのが安心です。
持っていくべきものチェックリスト
- 抱っこ紐・スリング(移動中・観光中に必須。宿での貸出はほぼ無い)
- ベビーフード・レトルト離乳食(数食分。電子レンジ・調乳ポットの有無は事前確認)
- 常備薬・体温計・母子手帳・保険証
- おむつ・おしりふきは多めに(現地のコンビニ・ドラッグストアの有無も事前確認しておくと安心)
- 普段使っているお気に入りのおもちゃ・タオル(寝つきが悪くなりがちな慣れない環境で安心材料になる)
宿の貸出品と組み合わせて荷物を最適化する
抱っこ紐・離乳食・常備薬のように「自分で持っていくしかないもの」がある一方、ベビーベッド・ベビーバス・ベッドガードのようにかさばる物は宿によって借りられます。荷造りの前に、その宿の貸出品目を確認してから「持っていく物リスト」を作るのが、忘れ物も余計な荷物も減らす近道です。
まとめ
抱っこ紐・離乳食・常備薬は、宿での貸出をほぼ期待できないアイテムです。これらは必ず持参する前提で、ベビーベッドやベビーバスのような貸出可能な設備は宿選びの段階で確認しておくと、荷物を大きく減らせます。ちび旅では宿ごとの詳細ページでベビー用品の貸出品目を確認できます。
なお、記事中の軒数はちび旅の掲載宿のうち2026年9月時点で貸出品目が確認できた237軒(公開1,598軒中)を対象にした集計です。貸出品の内容は宿により変更されるため、最新の情報は予約前に各宿へご確認ください。